ジムでの練習の内容
山口県山口市の徳心会KICKBOXING CLUB、代表&50歳現役キックボクサーのオスカー綾塚のブログです!
メールで連絡頂いて
よくあるのがどんな練習するのですか?‥
という質問です。
1年以上通っている(もしくはそれ相応に通っている)ジム生さんは違いますが
例えば3ヶ月前くらいに入会したAさんの練習風景を‥
まずガレージ2階に
固定式バイクが置いてある部屋があります。
その固定式バイクを10分くらい漕いで
身体を温めます。
10分で固定式バイクのメーターの「カロリー」のところが「110カロリー」くらい消費するようバイクを漕ぎます。
それが終わったら下の階に降りてきて
軽く柔軟体操です。
↑↑柔軟体操です
↑↑
これらは柔軟剤です。
写真をダウンロードしようと
「フリー素材 写真 柔軟体操」の3つで検索したにも関わらず
↑↑の柔軟剤が普通に出てきます。
そして柔軟終えたら
その後にシャドーボクシング(フォームチェック)です。
僕が横でフォームを教えて
そのフォームをガレージにある鏡の前で繰り返します。
もしくは複数人の場合は軽く円になり
フォームのポイントを皆さんに伝え
僕が声をだして「イチ、ニ、サン、シ、ゴ‥」と20くらい数えて左のジャブ、右のストレートのフォームを繰り返します
そしてその時の皆さんの注意点をある程度、チェックし補正します。
次はフック、のフォームのポイントと練習です。
構えはこんな感じですよ〜と3か所、4か所のPOINT伝えてまた20くらい僕が声をだして数えます。
それで皆さんの注意点をある程度指摘して
「ここを気をつけると良いと思いますよ」
的なくらいです。
最初からフォームを厳密に!厳密に!〜はやってません。
最初は大ざっぱなフォームの形を覚えてもらい
通ってきているうちに
「フックの時はここを気をつけるとなおさら良いですよ」
「ストレートの時はここを気をつけるとキレイなストレートになりますよ」
といった感じにその人の慣れてきた練習段階、で少しずつ細かい事をやるようにしています
最初から、めちゃくちゃ細かなフォームを教えてもテンパるだけかな?と思いますので‥
写真はスタバのメロンなんちゃらかんちゃらです!
めちゃくちゃ甘かったです!
試合前や大事な会議の前とかに食べるとお腹を冷やしそうなので食べれません(飲めません)
はい、戻ります。
ジャブのフォーム、ストレートのフォーム、フックのフォームのあとは
アッパーのフォームですね。
このアッパーのフォームも簡単に教えて
次はキックのフォームです。
正直、キックはいきなり蹴っても皆さん、ほぼほぼ「はいオッケーです」という感じになります。
目の前にある的を蹴ろうとするとやはり身体操作的にそのようなフォームになるのかな?と思われますね。
右の蹴りと左の蹴りのフォームを教えて
その後は
シンプルなコンビネーションの練習です。
ジャブ→ストレート→キック
ジャブ→ストレート→フック→キック
ジャブ→ストレート→アッパー→キック
ジャブ→ストレート→フック→アッパー→キック
ジャブ→ジャブ→アッパー→フック→キック
といった感じに簡単なコンビネーション練習します。
簡単なコンビネーション練習が終わったら
ミットを打ちます
ウチでは柔らかなミットをたくさん揃えていますので
ミットを蹴って「わぁ!硬い!痛い!」とはなりません。
僕が持つミットに、
ジャブ、ストレート、キック‥を打ちます。
普段、そんなに殴ったり蹴ったりすることはありませんので
モノを殴る、蹴る‥という非日常の筋肉を動かすのは気持ちが良いです!
このミット打ちで消費するカロリーとストレス解消は半端ないモノがあり
昔、何かのテレビ番組の実験で
数あるスポーツの中で一番消費カロリーがあったのが
このミット打ちだったと記憶してます!
このミット打ち3分1ラウンドを
3ラウンドか4ラウンド打つと
汗をバッチリかきます!
そしてかなりの疲労感がきます!
基本、僕がミットを持ちますが
ジム内に似た体型の人がいた場合は
今度はその人のミットを持つ練習もします。
そしてミットをお互いが打ち終わったあとに
最後に受け返し、という練習をやって終わります。
仮にAさんがBさんに
ジャブ→ストレート→キック
とBさんに当たらないように
攻撃を「空中に」打つ。
それに対して防御側のBさんがディフェンス、の形をして
全く同じ攻撃を相手のAさんに返す。
AさんはBさんの攻撃をディフェンスの型を使ってブロックしたりする‥
Aさんがブロックが完了したらすぐBさんにまた同じ攻撃を返す‥
というのが受けかえしです。
基本、相手にめがけて攻撃を繰り出し(あくまでも空中に。相手にコンタクトしないよう気をつける)
それをエアーでブロックしたりディフェンスして
また同じ攻撃を返す‥
これが受け返し‥という練習です
受け返しも形を5種類くらい行い
それで練習終わりです。
実際に身体に当て合う、俗に言う「スパーリング」は行いません。
スパーリングを行うのは試合に出場をエントリーした選手と選手希望の人だけです。
僕からするとジム内のスパーリングで怪我をしたりされると1番困る、からですね。
入会誓約書を書いてもらって
「ジム内でのケガ等は責任を負いません」みたいにサインをしてもらっても
やはり実際にケガをした人が今までに数人ほどいました。
色々なフォローしたり、怪我した相手が学生さんだった時は相手の親御さんに色々と包んで持って行ったりと
それは心痛したモノです。
なので基本はスパーリングは禁止事項に入れてます。
↑↑これらの実際に身体に当てるスパーリングも
蹴りの攻撃は4割くらい、パンチの攻撃は3割くらい‥と決めて
さらに顔、膝、スネ、ボディプロテクター、などの防具をつけることにより
より安全な練習ができます。
とりあえず、選手を希望しない方はスパーリングのような実戦練習はおろか、受け返しもされない方は多いです。
バイク漕いでミットを打って終わり‥という方も多いです
練習時間もマチマチで
19時にきて19時30分に帰る人。
19時に来て20時に帰る人。
20時30分に来て21時15分に帰る人。
21時40分に来て22時に帰る人。
19時30分くらいに来てラストの22時までおられる人‥
それぞれの体力やペースで練習を行ってください。
週に一回の人もいれば
週に4回〜の人もいます。
楽しんで継続するのが1番かな、と思います
この記事へのコメント