オスカー綾塚とキックボクシング‥その⑨

山口県山口市の徳心会KICKBOXING CLUB、代表&51歳現役キックボクサーのオスカー綾塚のブログです!


僕がプロデビューするまでの軌跡を書いた記録です!!

‥っていうかもうプロデビューしてるね、‥‥


なのでプロデビューしたあとの記録‥

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仕事をするときは台所のこのテーブルの上でやります。集中できる!


さて‥AKAのプロ試合がキャンセルになり

僕は勢いあまり「2002年全日本グローブ空手選手権大会」にエントリー。

試合前日に大阪入りし、当日大阪城の中にある武道場に‥

トーナメント表を見た時

正直、血の気が引いたのを覚えてます。



僕の中量級(67キロ以下)は10人参加のトーナメントでしたが

ほとんどプロ選手ばかり‥‥

正直、試合会場に来たことを後悔したレベル

これは早々に帰るようになるな‥大阪見学して帰るか‥

と試合前に早くも、明らかに勝利を諦めました‥

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いや、もうガチで諦めましたから‥‥


そして迎えた初戦。

相手は後にプロランキング1位になる選手。
たしか6〜7試合連続KО勝ちしてランキングあげた選手だったような記憶が‥

この時も強かったです。

試合が始まりグローブタッチして、すぐに猛攻に‥‥


あっという間に場外に追いやられる‥

「ヤベえな‥めちゃくちゃ強いやんか‥」

試合再開‥またパンチのラッシュで追い詰められ場外‥

「こりゃ勝てんな‥まだ全日本、という冠のついた大会は早かったかな‥」

と完全に敗北ムード

また中央に戻らされ試合再開

また相手の選手はラッシュに‥‥ 

その時、相手の顔のところが

「何か光った」んです。


説明は難しいけど

何か瞬間に光った。

なので、そこにパンチを放ったら

たまたま相手のアゴをとらえて

相手の選手がダウン‥‥


これで浮き足立っていた僕は完全に呼吸を整えることができました

そこからは僕も攻撃を出せ

相手の攻撃もしっかりと見えました。

そして2分の試合が終了‥ 
主審が「では判定入ります‥判定!!」

となったら3人のうち2人が僕の勝ち。
1人は引き分け‥でした。

つまりダウンを奪っていながら

そこまで圧倒的に僕は攻められていた‥っていうことですね

今見ても、よく「偶然に」パンチが入ったな‥っていうレベル。

もうホントにあの幸運さはスゴイよ?っていうレベル。


ひとことで言えば

「100%」ラッキーパンチでした。


もちろんその「幸運」を呼び寄せたほど僕が格闘技に情熱を捧げてきたのは間違いありません。


勝利の女神様を引き寄せるほど格闘技への情熱があったってことですね

しかし今見ても、よくあんな局面であんなパンチが当たってくれたな、と。



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