那須川天心選手は世界チャンピオンはおろか日本ランカーにすらなれない‥という外野の声があったなぁ‥と
山口県山口市の徳心会KICKBOXING CLUB、代表&52歳現役キックボクサーのオスカー綾塚のブログです!
キックボクシングからボクシングに転向した那須川天心選手‥‥
↑↑那須川天心選手とブログの作者のオスカーさん
この那須川天心選手がプロボクシングに転向する‥‥となったとき
ボクシングファンは
「世界チャンピオンどころか日本チャンピオンにもなれない。それどころか日本ランカーにもなれない」
「B級ライセンス(6回戦)がやっと。A級ライセンス(8回戦)のボクサーにもなれない」
こんな感じの声が溢れてました
僕が直接に聞いた声‥‥リアルに会って話をして聞いた声。
ボクシング関係者、元世界チャンピオン、ボクシングジム会長、現役日本ランカー、現役東洋太平洋ランカー、現役プロボクサー(日本タイトル挑戦経験あり)、現役プロボクサー(世界挑戦経験あり)
彼らはみな口を揃えて
「那須川天心選手、ボクシングに転向したら凄いことになりそうですね。チャンピオンなるでしょうね」
これが僕が20人以上のボクシング関係者にリアルに聞いた声です
特に現役の選手の評価、元チャンピオンの評価は馬鹿がつくほど高いモノだった
しかし‥‥それが‥‥なぜかボクシングファンには気にくわないのか
彼がプロデビューする前には
「日本ランカーにすらなれやしない」
「A級ライセンスのボクサーにもなれやしない」
というコメントに
「いいね」がめちゃめちゃつく‥‥
「ああこの人たちは全くの未経験者なんだろうな‥‥試合はおろか『殴られた』経験すら無いんだろうな‥‥」と。
ボクシングファンにとり「ボクシング」という格闘技は聖地。
キックボクシングや総合格闘技、シュートボクシング、フルコンタクト空手‥
それらは総称して「格闘技」と呼ばれることが多い
だけどボクシングは
「ボクシング」として呼ばれることが多い。
キックボクシングや総合格闘技をやってます〜〜と話をしたら
「へえ〜格闘技やってるんだ」ということになりますが
「ボクシングやってます」
というと
「へえ〜ボクシングやってるんだ‥」となりますね。
「柔道やってるんだ」
という話になって
「へえ〜格闘技やってるんだ」とはなりません
「へえ〜柔道やってるんだ」となります。
空手も知名度はかなりのモノなので
「空手をやってるんだ」
「へえ〜空手をやってるんだ‥‥」となることが多いかな?
つまりボクシング‥‥という競技は市民権を得ているわけですね
↑↑ブログの作者のオスカーさんがガチモードの文章を書き出したのを察して退屈になり絵本を読み出すイーブイさんとピカチュウさん
その市民権を得ているボクシング‥‥という世界に
「キックボクシング」という‥‥いわゆる「格闘技」の世界の人間がプロデビューする‥‥
ボクシングファンからしたら
めちゃめちゃ「歯がゆい」わけですね
外敵が聖地に入ってきたことが許せないわけですね
彼らからしたら
「ボクサーとして成功してほしくない」
わけですね。
だから叩く。徹底的に叩く。
当初は「日本ランカーにすら〜〜」と言っていた人間が
那須川天心選手が「日本ランカー相手に」デビュー戦をしたら
「階級下の人間とキャッチウエイトでやった」と難クセをつける
世界ランカーとやったらやったで難クセつける
3戦目で世界ランカーとやってるのに
とにかく彼らは因縁をつけたい‥‥
5ちゃんねる‥というのがありますが
そこの那須川天心選手のコーナーには那須川天心選手への罵詈雑言で埋まりきってます
さっき見てきたらもう凄い、アンチの声が凄かった‥‥
今度の対戦相手も元世界挑戦経験がある選手を倒したり実績があるのですが
「また弱いやつを連れてきた」
「前の試合でKО負けしたような弱いやつ連れてきた」とかボロクソ言う
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い‥という言い方があります
お坊さんが嫌いだと
お坊さんが着ている袈裟まで憎くなる‥‥という意味ですが
那須川天心選手嫌いのボクシングファンは
仮に那須川天心選手が世界チャンピオンになっても100%、因縁をつけます
イチャモンつけます
絶対に。
那須川天心選手を亀田三兄弟と比べる人がいます
ここでアンチがめちゃめちゃ勘違いしてるのは
亀田三兄弟は
「めちゃめちゃ強い」ということを忘れている
「あいつ等は作られた世界チャンピオンだ」というアンチがたくさんいる
寝言は寝て言えよ‥‥と。
僕はボクシングはそれなりに上手いですが
仮にマスコミが僕を世界チャンピオンに作り上げようとしても
120%、世界チャンピオンには成れません
いま日本にいる日本ランカークラスの選手も99%、マスコミが世界チャンピオンに作り上げようとしても
彼ら日本ランカークラスでは世界チャンピオンには成れません
「絶対に」です
「ボクシングの世界チャンピオン」というモノは
マスコミやジムが作り上げようとして
「はい、世界チャンピオン!」という感じに
簡単になれるものではない
ドラえもんがポケットから
「はいタケコプター!」という感じに簡単に出せるものではない
亀田三兄弟は
世界チャンピオンになるに相応しい実力があったから世界チャンピオンになったわけです
少なくとも間違いなく「世界ランキング上位」クラスの実力はあるから世界チャンピオンになれた。
みんな勘違いし過ぎ。
おそらく現役の日本ランカークラスの選手たちで
亀田三兄弟たちに
「彼らはマスコミなどが作り上げた偽物の世界チャンピオンだ!」なんて思ってる人は1人もいないでしょう
そのくらい、現役でやっていたら
世界チャンピオンになることの難しさ。
東洋太平洋ランキングに入ることの難しさ
世界ランキングに入ることの難しさ‥‥
いわんや世界チャンピオンに挑戦することの難しさ‥‥などは骨身に染みてわかっているはず
だから文句を垂れ流しているのは
やったことのない未経験者ばかりでしょう
文句の一つでも言うヒマがあるなら
ジムに入会して
スパーリングして殴られる痛みを知った方が良い
↑↑オスカーさん‥‥いつにもなくハードな文章だ‥‥と驚きを隠せないアザラシさん
那須川天心が世界上位ランカーと実戦トレ「完璧に近い状態に近づける」7・20世界ランカー対決(日刊スポーツ) https://news.yahoo.co.jp/articles/41c2e509543321598a87a4444a42ac1421b27398
この記事へのコメント