戦うということは怖いこと‥何が大切なのか?ボクシング、キックボクシング、空手‥
徳心会キックボクシングクラブ、代表&52歳現役キックボクサーのオスカー綾塚のブログです!
「格闘技 恐怖心の克服」という新しいカテゴリーを作りました!
↑↑すごみをきかせる‥イーブイさん
格闘技を始める多くの動機に
「精神的に強くなりたい」というのがあります
精神的に強くなる‥‥というのは
「肉体的に強くなる」ということですね
肉体的に強くならず精神的に強くなることはできません
例えば山に籠もる
滝にうたれる
そういったことをして「強くなった!」と感じたとしましょう‥
しかしそれは山に籠もったり滝にうたれたりしたから強くなった訳でなく
結局は孤独な「山に籠もる」という肉体的な作業を耐えた‥‥それを乗り越えた‥‥という経験したことにより
精神的に強くなったような錯覚を起こす訳ですね
滝にうたれる‥も同じく。
強くなった!と感じるのは結局はすべてが錯覚‥なんですけどね
全ては肉体を経由して
精神的に強くなるわけです
瞑想して頭の中で山に籠もったり滝に打たれる想像しても
全く強くなることはありません
いや‥‥毎日5時間‥坐禅を組んで瞑想したら
「毎日5時間の座禅をした」という体験が精神的な強さに繋がる可能性はありますね
そして‥‥肉体を経由して強くなるなら‥‥一番手っ取り早いのがダイレクトに殴り合いに強くなれば良い‥‥というのがオスカーさんの結論です
この「殴り合いに強くなった」というのが脳に錯覚させる一番の方法です
なぜ‥‥殴り合いに強くならないといけないのか?
それは‥人にとり‥「顔を殴られる」というのが生理的に一番の恐怖だからです
いやそこまで殴り合いに強くならなくても良いですが
その殴り合いという場面に際しても
「逃げる」という選択肢でなく
「逃げない、戦う」という選択肢を選ぶということが精神的な強さに繋がっていく‥‥
↑↑自らの恐怖を破る!
自分の身は自分で護れる!という技量を身につけることが精神的な強さに繋がる‥‥ということです
車を買ったら車両保険に入りますね
家を買ったら‥火災保険に‥
家族を持って子供が生まれたりしたら‥自分の身に何かあっても家族が困らないように生命保険に‥‥
寝る前は‥鍵を閉めたかチェックし泥棒が入らないように‥‥
色々と考えますね‥
だけど‥家が火事になる‥ということは滅多にあることではないし
泥棒が入る‥ということも滅多にあることではない(オスカーさんの家には一度入ったけど)
交通事故‥‥も滅多にあることではない(オスカーさんは玉突き事故してしまったけど)
だけど‥‥ソレより遥かに可能性があるのは
「自分の身に降りかかる何か」です
一生に一度‥あるかどうかはわかりませんが(オスカーさんは何度も絡まれて殴られたりしたけど)
酔っ払いに絡まれたり
半グレみたいなのに絡まれたり
泥棒と家で鉢合わせたり‥‥
後ろから煽られて胸ぐら掴まれたり‥‥
因縁をつけられて殴られたり
ケンカに巻き込まれて殴られたり
ちなみにブログの作者のオスカーさんは10人ぐらいに囲まれて殴られたり、
3人にとり囲まれ20分以上、延々と殴られ続けたり‥
たぶん300発とかそれ以上‥
プロの格闘家になったいまでも、よくアレで死ななかったな‥と思うレベルで殴られました‥‥
色々と‥‥そういった危険は普通に生活するだけである‥‥
営業に来た人が強盗の可能性もある
前から歩いてきた人が通り魔の可能性もある‥‥
オスカーさんは単純に強いので
そういった場面でもどうするか?を常に頭に描いて日常生活を送っていますし
オスカーさんは仮に10人対1人‥‥で戦わざるを得なくても
それを乗り切る、相手をぶちのめす自信があるので
怖くない‥‥
だけど多くの人‥‥ほとんど全ての人にとり
‥‥
多くの人にとり
突然に襲われたら?
後ろから煽られたら?
チンピラに絡まれたら?
外を歩いていたら因縁つけられたら?
全く意識してなくても
ちょっとヤンキーぽい人たちを見ただけでドキッとしたり
チンピラみたいな人を見ただけでドキッとして絡まれないようにしよう‥‥と内心ドキドキしたり
普段の日常生活で実は想像以上にみんなハラハラしている‥‥
火事になったりするより遥かに可能性は高い
家のことや車のことは心配するくせに
自分の身を自分自身で護る保険は全くかけてない‥‥
だからこそ‥‥武術、格闘技を練習し
「自分の身は自分で護れる!」という自信をつけることが
ものすごい精神的な強さに直結して繋がる訳ですね‥‥
↑↑はじめの一歩‥を踏み出す瞬間‥そのドキドキ‥しかしそのはじめの一歩を踏み出すことにより
まず第一段階の免疫ができてちょっとだけ強くなれる‥‥
このはじめの一歩‥が怖いからとその第一段階を逃げてしまうと
いつまで経っても第一段階のレベルから抜け出せないんですよね
僕が生まれて初めて海外旅行に行ったのは24歳のとき‥‥
ツアーに入ってタイに行きました!
生まれて初めての海外旅行‥‥
ツアーなので勝手にあちこち連れて行ってもらえるのだけど
前日はもうドキドキでした!
6日間くらいのツアーで福岡空港から山口に帰ってきた時‥
めちゃくちゃ強くなった‥!!と感じました!
海外旅行に行って筋肉の数値が上がる訳でもないですし
足が早くなった訳でもない‥
単純に海外に行った!という経験値、体験‥‥
この「肉体」を通しての経験値と体験が強くなった‥と脳に錯覚させているだけですね
初めての海外旅行の翌年‥25歳の時‥‥オスカーさんは‥‥
思い立って韓国に1人でぶらりと行きました!
日本から‥‥韓国のホテルに直接に電話‥‥
「アンニョンハセヨ」
「あの〜日本なんですけど」
「ア!チョットお待ちクダサイ。担当のモノにカワリマス」
「はい!こちら韓国◯◯ホテルです!(韓国人、日本語めちゃ上手いです!)」
という感じに自宅から韓国にダイレクトに電話してホテルを予約
飛行機のチケットは旅行会社から予約して取ってもらいました
今のようにインターネットなど普及してない時代‥‥
そして‥‥初めての海外一人旅‥‥
もう前日はオスカーさんは緊張しまくって「一睡も」できず
全く眠れずに朝を迎えました!
まあ結果として二泊三日の韓国一人旅を終えて
福岡空港から山口に帰ってきた時
「オスカーさんはまた強くなったぞ!」と1人思ったモノでした‥‥
別に強くなったぞ!とオスカーさんにツノが生えたりシッポが生えたりする訳では無いですね
↑↑ツノが生えているオニさん
↑↑シッポを振るイヌさん
何にも外見は変わりませんが
肉体的な苦痛の体験を通じて
それを逃げずに乗り越えた‥‥
↑↑壁を乗り越えた!!という経験が‥‥「強くなった!」という錯覚を植え付ける!
強くなる!!というのは思い込みであり、さまざまな経験をしてソレにぶつかり体験することにより
精神的に強くなった!という錯覚を脳に記憶させているだけなんですね。
↑↑錯覚のイラスト‥‥2人が見合っているように見えたり真ん中に白色のグラスが置いてあるようにも見える‥‥あなたは‥どちらを錯覚するのか?
オスカーさんは19歳から地元の山登りをするようになりました。
山に籠もるため、その下準備をしていたのが当時、19歳のオスカー青年です
そして、ちょうどその時‥‥オスカーさんの母親さんは
お年寄りの人の家に手伝いに行ったりするボランティアをしていたんですね
ボランティアなのでわずかな時間給です‥
それを毎月‥‥給料として福祉センターにお金をもらいに行きます
そして‥‥ある時‥‥福祉センターにお金をもらいに行った時‥‥
ちょうどその時‥福祉センター内で
不登校の子どもの親の会‥の話し合いが行われていました‥‥
たまたまその不登校の親の会‥にオスカーさんの母親さんの知り合いがいて
オスカーさんの母親さんは知り合いに話しかけます
そうして話が弾んだ時、
「そういえば貴方の息子さんのオスカーさんは最近元気にしてる?」という話になりました。
ウチの息子は最近はよく山に登っているの‥という話になりました
そうしたら‥‥
その時に不登校の親の会に参加しておられたKさんが
「ウチの息子を一度、山に連れて行ってもらえませんか?」と言われました
オスカーさんの母親さんは
「ええ、ウチの息子でよければ」と返事をし
そして‥‥‥実は‥‥ここから徳心会‥‥という下地が‥土台が出来て行くのです‥
\(^o^)/
\(^o^)/
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↑↑コレは‥オスカーさんの本気モードの文章の流れ‥めちゃくちゃ長くなるヤツだ!!と驚きを隠せないアザラシさん
‥\(^o^)/
‥\(^o^)/
‥\(^o^)/
はい、もうめちゃくちゃ長くなりますが、まだ続けましょう
そして‥‥それからしばらくして
そのKさんから電話があって
「今からウチの息子を山に連れて行ってもらって良いですか?」となって
車でKさんが来られました
そして‥息子さんのRくんを降ろし
「よろしくお願いしますね!」
と車で速攻にブーンと去って行きました‥‥
そしてオスカーさんはRくんと顔合わせをしました
Rくんはオスカーさんより6歳年下の14歳でした
学校には小学2年生くらいから行ってない‥‥とのことでした‥(´・ω・`)‥
めちゃくちゃ緊張しており
ほとんど言葉を発せず‥‥
オスカーさんの問いかけに
「あ、はい」と小さな返事をするのが精一杯‥‥
そしてオスカーさんとRくんは
近所にある「鴻の峰(こうのみね‥337メートル)」に上がりました
この鴻の峰は山口県庁の隣にあり
山口大神宮の裏側に登山口があります
30分〜40分で山頂まで登れます
ちなみに‥‥
オスカーさんはこの「鴻の峰」‥の中腹にテントを張り
1週間、籠もったこともありました(2度ほど)
そしてオスカーさんはRくんと山頂に登り無事に降りました
ほとんど話をすることができないRくん‥‥
たまたまオスカーさんが「Rくんはゲームとかするの?」という言葉がクリーンヒットしました!
そこから彼は水を得た魚‥のように色々と話をしてくれました!
そして、Rくんは度々、オスカーさんの家にゲームをしに遊びに来るようになりました!
そしてオスカーさんが初めてRくんと出会ってから1年半くらいかな‥‥
Rくんのお母さんのKさんが山口市内にある不登校の子どもたちのフリースクールの代表のTさんに
オスカーさんの話をするのです‥‥
そして、フリースクールの代表のTさんから電話があり
「Tと申します。オスカーさんの話をKさんから聞きました。ぜひ一度会って私と話をしてもらえませんか?」
となりました。
そしてオスカーさんはTさんが代表を務めるフリースクールにスタッフとして月に10数回、参加することになりました‥21歳の時ですね
結論から言うと‥‥
オスカーさんが「徳心会」を立ち上げた時
初期の会員さん5人は
みんなこのフリースクール出身の元不登校の子どもたちばかりだったのです
このフリースクールのスタッフになったおかげで
徳心会‥を立ち上げることが出来て
Rくんと出会ったおかげで
そこを起点に大きな出会いが広がって行った‥‥
オスカーさんか
なぜ、異常なまでに
「男は強くならないといけない」
「強くならないと男は生きていけない」とこだわるのか?
今年、53歳になるのになぜ?いまだにプロのキックボクサーとしてリングに上がるのか?
そういったことは
全て‥‥原点はオスカーさんの少年時代に受けた数々の暴力‥(プロの格闘家のいま振り返ってもよく死なずに生きていたレベル)
Rくんとの出会い
フリースクールの時に出会った少年(元会員さんたち)
その不登校だった彼らのその後の人生‥に触れて
「男は強くならないと生きていけないな」‥とつくづく思うのです。
コレはオスカーさんが心底思うことであり‥‥
オスカーさんやその不登校だった少年たちは
強くならないと、自身の受けた傷を治すことができない‥
めちゃくちゃ‥‥いや‥おそらくオスカーさんのブログで過去一番に長くなるであろうこのテーマ‥‥
続きはまた明日にでも書きましょう‥‥
↑↑コレは‥‥完全にオスカーさんに火がついたな‥‥同時に‥格闘技の存在意義を問う投稿になるな!と驚きを隠せないアザラシさん
山口市でキックボクシングをやっている徳心会KCの日常や代表のオスカーさんのつまらない投稿の数々です
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